初めまして。現在、妊活に打ち込んでいるレイチェル(@rachel_kuzushuf)です。現在、Twitterでも妊活垢を運営しており、開始1か月半でフォロワー1000人を超えました。
いやー、自分でもびっくりでした!!Twitterでは、自分の妊活の状況、世の中への不平不満、同じ妊活戦士の心の叫びをシェアしたり・・・まぁ、基本、妊活に関する「毒」を吐きまくってます。それに、共感?してくれた人がこんなにいるのには驚きでした!きっと私と同じように、妊活や不妊治療のことを周りに相談できてない人って多いんじゃないかな?と思いました。そりゃ、できるわけないよね?だって友達の妊娠報告聞いたら、素直に喜べないし、どういう顔したらいいのか分からないもの(笑)
そんな感じでTwitterに「毒」を吐き続けていたけど、Twitterって140字なので、思いを吐き出すのには短い( ;´Д`)と思って、ブログも始めることにしましたー!!あと、妊活や不妊治療のことってあまり相談できる人が少ないので、みんなネット検索してるんじゃないかなーと思いました。私もすぐ「排卵日 遅れる」とか、もうありとあらゆるワードを組み合わせて検索してきました。
そして、ネットもそうだし、Twitterも当事者の生の声がたくさん転がってて、すごく参考になりました。だからこそ私も、自分の頑張っていること、誰かの参考になればいいなと思います。そして、励まされる人もいたら、もっと嬉しいです。
そんな想いで、これからブログ更新をしていきます。レイチェルってどんな人?というのはプロフィールにガッツリ入れさせていただきましたが、この記事では、不妊治療にフォーカスして、経過を報告させていただきますね。
妊活スタート
2016年に結婚しましたが、結婚してしばらくは仕事も忙しく、もうちょっと仕事を頑張りたい気持ちもあり、本気で妊活には至りませんでした。というか、うちの夫婦は仲良しだけど、セックスレス(笑)しかも仕事で疲れ切ってる時期だったので、全くそのやる気もムードもありませんでした。
本気で妊活始めようかな?と思ったのが、2018年になった頃から。その頃は、もうそろそろ仕事やめたいな、次のステップに進みたいなと思っていた時期だったので、基礎体温をつけて、排卵日検査薬を使って自己流でやってました。31歳の時です。基礎体温もガタガタだったけど、ちゃんと整理もきてるし、そこまで問題視していなかったです。そのうち排卵日っぽいところでやってたら、妊娠するんじゃないかな?と。今思えば、かなり楽観視してました。2018年からトライ初めて、1年経っても妊娠せず(・_・; あれれ?と思い始めてました。
前の仕事はやめてましたが、フリーになるって言っても、どうすればいいのか分からないまま、ふらふらと自称フリーランス、肩書き主婦、失業保険をもらい続ける生活が続きました。
その頃、結構精神的に辛くて、
「自分はなんでこんなことしてるんだろう?」
「仕事したくても、前みたいな激務だと嫌だし、そもそも32歳既婚女性は転職しようとしても企業が嫌がるだろ」
「事務職なら定時に帰ってストレス少なめに働けそうだけど、今までのキャリアが無駄になる。。てか、事務職向いてない。。」
もう、本当に数え切れないくらいぐるぐる悩みが出てきて、睡眠時間とか増えて健康なはずなのに、精神的には全然健康じゃなかったですね。
というか、そもそも妊活中の女性って、今の日本の社会だと、すごく働きづらいんです。しょっちゅう病院で抜けなきゃいけないのに抜けれないし、人が足りてなくて休みも取りづらい。長時間勤務でそもそも健康的な生活が送れない。しかも、転職しようと思ったら、採用を控えられる(スキルがあっても、すぐ産休育休があるかも?と勘ぐられて、男性や若い女性を採りがち)。
世の中の理不尽さを目の当たりにしました。
やっぱりキャリアも捨てきれなくて、妊活してても比較的時間の融通の効くフレックスとかリモートを積極的にやっている企業の面接も少し受けましたが、スキル的に不足していた部分もあるかと思いますが、それだけじゃなく、やっぱり既婚であること、年齢も見られて切られた気もしてます。(被害妄想か?)
結局、転職活動も決まらず、神様に「あなたは今仕事をすべきではない」と言われている気もして、妊活に専念することを決意しました。どうせキャリアは、産休とかとっても途切れるし、どっちが後悔するか考えました。今、妊娠できる年齢で妊活を頑張れなかったことの方が後悔すると思いました。
そして、めちゃくちゃ怖かったけど勇気を出して、不妊医療専門のクリニックの門を叩きました。
不妊治療スタート
ずっと、不妊治療専門のクリニックを避けてました。母親にそろそろ行った方がいいんじゃない?と言われても、怖くていけませんでした。
何が怖いって、婦人科で超音波検査は受けたことあるので、そこは大丈夫なんですが、色々検査することによって、「あなたは妊娠できません」とか宣告されるんじゃないかっていうことが怖かったんです。自分の妊孕力に自信があるわけでもなく、そもそも痛いことも苦手なので、不妊治療クリニック=怖いところでしかなかったです。
でも、このまま足踏みしてても年だけとっていきそうだったので、意を決してクリニックへ行きました。
今年の5月末です。GWに実家に帰った時、ゆっくりこれからの人生を見つめなおしたり、家族と話していると、ここで行かないといけないなと焦りも出てきました。
でも、そもそもどこの病院に行けばいいか分からない(+_+)
「〇〇(住んでる地域) 不妊治療クリニック」で検索して、一番トップの病院に行くことにしました。もちろん口コミとか念入りに調べてから。
私の選んだクリニックが、「当院に通い始めた方の80%以上が一年以内に妊娠してます」というタレコミがあって、そこに惹かれたというのもあります。
クリニックに初めて行ってみた
初めてクリニックに行ったとき、そこの独特な?空気に圧倒されました。なんというか、殺伐としてるというか…
あと、人の多さにびっくりしました。待合室が満席で、こんなに不妊治療している人がいるんだと、なんだか日本の闇を見た気がしました。自分も含めてだけど、どうしてこんなに妊娠したくても、できない人がいるんだろうか…。よく自己責任論で片づけてしまわれがちだけど、そもそも晩婚になって、不妊になってしまう社会のシステムに歪がある気がしてならなかったです。
そんなモヤモヤした気持ちを抱えて、不安に押しつぶされそうになっていたんだけど、病院の先生も、受付の人も、看護師さんもとても優しくて清潔感があったので、通いやすいクリニックだろうなと思いました。
初診は、超音波検査と今後の治療の説明で終わりました。先生が超音波を見た時、もしかしたら多嚢胞卵巣かもしれないね?と言われました。結果、検査を進めていくと違ったのですが、あぁ今まで妊娠に至らなかった原因が分かって、ちゃんと対処すれば妊娠するかもという期待も出ました。定期的に開催されている無料説明会への参加も促されました。
クリニックの無料説明会
無料説明会では、クリニックの院長先生が、学生の頃に習ったような妊娠する仕組みから教えてくれましたが、学校の保健体育では教えてくれなかった衝撃の事実も!
てゆーか、学生の頃は、避妊の方法しか教えてもらってないけど、年をとったら妊娠しにくくなるとか卵巣年齢があるとか、もっと教えてほしかったと思います。日本の性教育にも憤りを覚える(笑)
衝撃だったこと。それは、
- 卵巣から出た卵子が卵管にキャッチされるのは、3、4回に1回。つまり、年に3、4回しか妊娠するチャンスがない。
- 35歳を過ぎると、妊娠力が一気に低下する
- 卵子の在庫数(AMH)は、年齢に関係なく個人差がある。
などなど。とにかくもっと早く教えてくれよ( ゚Д゚)ということがたくさんでした。
そして、人工授精の気軽さもなぜか諭されたので、次回からはもうタイミング法をすっとばして人工授精で行こうと夫婦で誓いました。
検査祭りのはじまり(女性の検査)
それからは、検査のオンパレードでした。ざっくり内容と、感じたことを書いときます。
①超音波検査
膣内に機械を入れられて、まずは子宮、卵巣に問題ないか、検査されます。生理周期に合わせて、子宮内膜の厚さ、卵胞の大きさをチェックされます。
②感染症検査
主に、性病がないかどうか検査します。
③AMH検査(血液検査)
血中のホルモンで、AMH(卵巣に残っている卵子の数)を調べます。ここで、実年齢よりも数値が上(例えば実年齢32歳でも、AMHは38歳相当)の人もいます。結構な頻度でここでショックを受ける人が多いです。私もでした。AMHの値で、今後の治療方針が決まります。AMHが低い人は、残りの卵子が少ないということなので、ステップアップを進められます。
④ホルモン検査(血液検査)
生理周期に合わせて、血液検査で、ホルモン値に異常がないか、調べられます。
⑤卵管造影検査
実は、私この検査受けてないんです。。なぜなら、膣から少し最近が検出され、今やると細菌が広がって子宮内で炎症を起こすため、検査が伸びてます。
ただ、聞いた話によると、痛さは人に拠るみたいで、めちゃくちゃ痛かった人もいれば生理痛くらいの人もいるとか。卵管が詰まっていれば当然痛いとのこと。ただ、クリニックの方も言ってましたが、詰まっている方ってそうなに多くないみたいです。本当に詰まっている人は、クリニックでも2、3年に一回くらいだと言ってました。
⑥頸管粘液検査
排卵前に、ちゃんと粘液が出ているかどうか調べます。私はこれで頸管粘液が少なかったみたいで、タイミング法だと精子が子宮に上っていけない可能性が高く、こういう人は人工授精でうまくいくケースが多いと言われました。
⑦フーナーテスト
夫婦でタイミングをとった後、膣内に精子が来ているかどうか、精子を受け入れる抗体があるかどうかを調べます。ちなみに私は、タイミングをとった翌日、クリニックで調べると、精子0匹でした。。。これで人工授精に切り替えようと思いました。
⑧その他
あとは、生理周期に合わせて、卵胞の大きさを測り、排卵を確認し、子宮内膜の厚さを測り、排卵後ホルモン検査をし・・・というのを繰り返します。
男性の検査
我が夫の受けた検査です。
①精液検査
クリニックのメンズルームというところに通されて、エロ本とかDVDとか観ながら、精子を出すようです。私は見たことないですが、なんか独特の空間みたいで、満喫くらいの広さだそうです。そこにあるエロ本とか、院長(男性)が選んだのかな?とちょっと勘ぐってしまってます(笑)
旦那氏の精子は、実はめっちゃ優秀で、
- 量よし
- 濃さ良し
- 運動率良し
- 奇形率少なし
で、なんだかラーメンの「量多め、濃いめ」みたいでウケたんですが、とにかく相当優秀でよかったです(笑)
ここで成績のよくなかった男性は、触診などもあるみたいです( ゚Д゚)
②感染症検査(血液検査)
こちらも性病がないかどうかの検査です。
私の治療ステージ
2019年6月に一回タイミング法をして、7月以降は人工授精をしています。なので、今人工授精3回目の結果待ちです(ソワソワ)。
人工授精は、3、4回以上やってもあまり結果が変わらないので、体外受精へのステップアップを進められます。私は、今回NGだったら、旦那氏とクリニックで説明を受けようと思っています。
ちなみに、今まで妊娠に至っていないのは、卵管造影だけやっていないですが、主だった原因が見つかっておらず「原因不明」扱いになっています。たぶん、卵管のキャッチアップ問題かもとのこと。キャッチアップ問題だけは、どんなに医療が発展していても、検査できないし、原因もわからないし、現在では対処法がいないですって。
人工授精からステップアップするかもしれないし、運よく妊娠できてるかもしれないけど、不妊治療とお金の問題は、切っても切れなくて、体外受精へのステップアップは正直悩ましいです。。人工授精だと1回3万ちょっとだけど、体外受精は1回30~40万なんですって。怖すぎる。。
てか、なぜ不妊治療費が保険適用外なのか理解できない。あれだけ少子化って国も叫んでるんなら、子供を産む気があるのにできない人の支援すべきじゃない?
考えれば考えるほど、国や世の中の仕組に腹が立ってくるので、あまり考えないようにはしてるけど、それでもおかしいと思う。
不妊治療の大変さや、怒り、ストレスなども赤裸々に今後書いていこうと思ってます。
自己紹介も含めた、私の不妊治療履歴でした!