初めまして。レイチェル(@rachel_kuzushuf)です。
現在32歳。フリーランスPR・マーケターをやっています。前職は広告代理店で激務なOLでした。32歳で独立。同時に妊活にも真剣に取り組み始めました。AMH(卵子の在庫数)が38歳相当だったため、仕事よりも妊活の方を優先しながら、自分らしいキャリアの確立を模索しているところです。このブログでは、妊活のことはもちろん、仕事との両立の大変さや、治療のこと、思いなどなど徒然に書いていこうと思います。
おそらく、このブログに来てくれた人は、私と同じ妊活戦士だと思っているので、一緒に励まし合いながらゴール(=妊娠)に向かっていけたらと思います。私の日誌がみなさんの励みになれば幸いです。
これまでのキャリア
営業ウーマン時代
都内の私立大学を卒業後、リーマンショクの影響をもろに直撃した2011年に社会人になりました。就活は本当に大変でした。。。周りを見ても、男子と女子で内定率が異なり、また、地方出身の女子大生は事務職に受からないらしく、本当に苦労しましたが、なんとか人材系の会社に就職。営業マンとしてキャリアをスタートしました。企業の人事部や中小企業の経営者に可愛がってもらってました。この頃から、残業がデフォルトの会社でした。23時に帰るのが普通でした。新卒って恐ろしいもので、今ではおかしいと思うことでも、その頃はそれが当たり前だと思ってしまうんですよね・・・ただ、やる気に満ち溢れていたので、やりがい搾取だったとしても、仕事は楽しかったです。
広告代理店時代
入社して3年目で、ちょうど25、6歳の頃だったと思うんですけど、転職しました。広告代理店に。転職してからは、毎日終電で帰ってましたね。やりがいもあり仕事は本当に楽しかったです。辛いことも多かったけれど、自分のプライドもあって、なんとかしがみつこうとしてました。深夜に連絡が来ることも、クライアントに呼び出されることも。本当仕事しかしてなかったなと。今思うと、身体が無理した働き方だったと思います。毎日クマがあって、お肌もストレスでボロボロ・・・でも、仕事って麻薬みたいもので、すごくアドレナリンが出るので、若さのままに突っ走ってたと思います。
月1くらいの頻度で膀胱炎になってました(笑)それは、おしっこを我慢してなるんじゃなくて、免疫が落ちて膀胱炎がクセになるんですよね。あとは、卵巣嚢腫にもなって、本当酷使してました。
30歳手前で結婚しましたが、しばらくは仕事が忙しいままでした。30歳にもなると後輩も増えて、仕事の負荷も大きなものになってました。ただ、30をすぎると体力も低下し、ストレスで体重も増え、もともとアレルギー体質だったこともあり、アトピーが悪化してしまい、仕事を続けるか迷いました。
アラサーモンモン期に突入
仕事でのやりがいはある。楽しい。だけど、このまま続けていいのか?社内をみれば、先輩女性は皆独身か、DINKSがほとんど。まれに子持ちの方もいるが、仕事をダッシュで終えて帰宅し、夜の12時から深夜2時ころまで、メールがじゃんじゃん送られて来る。いつ寝てるんだ?と少し心配してました。それを自分に置き換えた時、とてもじゃないけど、そんなことできないし、したいとも思わなかったです。尊敬はするけど、憧れない。まさにそんな感じでした。私のなりたい姿ではなかったです。じゃあ、転職?今転職しても、産休が取れるまで時間がかかる。気づいたら34歳くらいになりそうだし・・。じゃあ、独立?初めはもちろん収入が減るだろうし、産休育休手当は欲しい・・。今まで積み上げてきたキャリアもあるから、簡単にも手放せずぐるぐる同じことを考えて悩んでました。これには、正解がない。自分の人生、自分で決めるしかなかった。
本格的な不妊治療の開始
不妊治療開始
結局、私は退職しました。身体がボロボロだったなので、失業保険をもらいつつ、しっかり休ませていただきました。毎朝好きな時間に起きて、カフェで本を読んだり、昼間からジムに行ってみたり、自由気ままで幸せでした。時々、社会からはみ出した気分になって孤独も感じましたが、身体がどんどん健康に、肌も綺麗になってきたので、また働くことがあっても、少なくとも前みたいな働き方はしないなと決めました。
そして、退職して体調が整ってきて、自然に妊娠するのを待っていたのですが、これがなかなか妊娠しない・・。そろそろ33歳になりそうだったので、意を決して不妊治療専門クリニックへ。
AMHが32歳なのに、38歳相当だった
不妊治療をされた方はご存知かと思いますが、AMH(抗ミュラー管ホルモン)というのは、卵子の在庫数です。女性は生まれる前、お母さんのおなかの中で卵子が作られ、それ以来卵子が生産されないようです。なので、女性は歳をとるほど卵子が減っていきます。その減り方は個人差があるようです。必ずしも年齢と卵子の在庫数はリンクするわけではなく、実年齢より若い人も、歳をとっている人もいるのです。
私の場合は、実年齢32歳にして、卵子の在庫数が38歳相当でした。
いや、めっちゃショックでした…。クリニックの先生にも急いだ方が良いと言われました。ただ、ショックと同時に、今検査でわかってよかったという安堵もありました。この事実を知らずにいたずらに年齢を重ね、35歳くらいになってAMHが40代なんて、想定内のシナリオなので。
そこから、私は仕事で成功しようとか、お金をもっと稼ぎたいとか、一切の欲がなくなり、いい意味で吹っ切れました。仕事はまたいつでもできるけど、妊娠だけは若ければ若い方がいい。だったら、妊活に専念しようと、抗えない検査結果を前に、目が覚めました。妊活に専念してできない可能性もなくはない。けど、どっちが後悔するか真剣に考えた時に、妊活も仕事も追って、妊娠できなかった時と、妊活に専念したけどできなかった時と。妊活も仕事も追って、妊娠できない場合は、仕事はまだ残っている。けど、妊活のために頑張れたかっていうと、少なくとも自分の性格を考えると、とても中途半端な感じになるだろうと思います。逆に、妊活に専念してできなかった場合、仕事も妊娠も手に入れられない。だけど、少なくとも、妊活を優先してやれるだけやったんだ、と後悔することはないと思うんです。
これは本当に、人によります。私の場合は、天秤にかけた時、妊娠できる時に、妊活のためにできることをできなかった方が後悔すると思ったので、この道を選びました。
日本の不妊治療の闇
不妊専門クリニックに通いだして、ちょっとびっくりしました。それはクリニックにきている人の多さと、なんか空気が殺伐とした感じ・・笑
私より年上の方の方が多い印象ですが、中には仕事を抜け出してきてて、待ち時間にパソコンしているキャリアウーマンの方とかもいて、不妊治療と仕事の両立は本当大変だろうなと思います。それと同時に、不妊治療を続けながら仕事と両立をする難しさ、仕事を頑張ってきた女性ほど、妊娠しにくくなっていることに、日本の闇を見た気がしました。
これからは
そんな感じで、今はだいたい週2のペースでクリニックに通いながら、鍼灸やヨガ、よもぎ蒸しなどの妊活にいいと言われたものを試しつつ、空いてる時間に起業の準備を進めています。
不妊治療に専念したいと思ったけど、一日中妊活をしているわけじゃない。つまり時間もスキル?も持て余しているのです(笑)ただ、今の日本だとまだまだフルタイムの仕事が多いし、フリーランスも結局業務委託で会社に出ることが多い。パートもシフト制なので、急なクリニックの予定に対応できない。本当に自由に、不妊治療と両立して働くには、起業しかなかった。やっぱり、誰かに雇われて働く限り、自分のペースで仕事を回すことは無理だと痛感したので、今は単発でフリーランスの仕事をこなしつつ、起業に向けての準備をしているところです。
このブログで伝えたいこと
私も、仕事とライフイベントの波があり、キャリアの葛藤を経て、今に至っています。なので、これからの人生に迷う人、今現在キャリアの葛藤を抱えている人、これから独立したい人、不妊治療に悩んでる人etc…
正解なんてないですが、私の実体験を元に何か参考になることもあるかも?と思い、今までのこと、これからのことを様々なテーマの切り口でお伝えでき、少し前の悩んでいる私のような方の背中を押せたらいいなと思っています!
これからもよろしくお願いいたします^ ^
レイチェル♡